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【コラム03】谷福美のゴルフ人生

記 2004年12月18日

 谷福美という女子プロを覚えているだろうか。
 1980年代中盤から頭角を現し、ついには1988年日本女子オープン、1989年日本女子プロをとりトッププロになり、賞金ランク3位まで上り詰めた(また4位2回)。また3姉妹(福美、里美、明美)が女子プロでありその長女が最強である(妹は結局シード権は取れていない)と注目され、また谷時代が続くと思われたが、しかし、1990年中盤には既に忘れられたプロになってしまった。
 LPGAのホームページでふと懐かしくなり谷福美の欄を見ると、なんと1989年日本女子プロ優勝の15年シードの権利で今もほぼ全試合出場しているではないか。しかし、その成績が酷いことにここ4年間全試合予選落ちを続けているのだ。それもほぼ毎試合最下位なのだ (平均ストローク80.0)。これはゴルフという個人スポーツのプロとしての引き際を間違っただけなのであろうか。いやまっとうしただけなのだろうか。ただ成熟しきれないヒトの結末なのだろうか。と思い悩んでいると さらに来年度のQT最終予選になんとチャレンジして、ここでも最下位で終わっているのを新たに発見するに至って、改めて、これは谷福美にとってゴルフそのものが人生そのものなのではないか。 今後、一人のゴルファーとして至福のときを過ごすに違いない。


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